にきびの原因
1. 皮脂の過剰分泌
思春期に入ると男女ともにきびができやすくなります。これは、性ホルモンによって皮脂の分泌が多くなるため。通常思春期を過ぎる20歳前後でニキビが軽快しますが、大人になっても皮脂の分泌が多いと、そのまま持ち越すことがあります。
2. ターンオーバーの崩れ
肌のターンオーバーが崩れると、古い角質が肌表面にたまり、角質と皮脂が混ざってできた汚れが毛穴をふさぎます。毛穴が詰まると皮脂がきちんと排出されず、出口を失った皮脂は毛穴にたまり、にきびの原因になります。
3. 細菌(にきび菌)増殖
肌の上にはにきびの原因菌(にきび菌)が常在しています。過剰な皮脂はにきび菌の増殖を促し、にきび菌の増殖は、にきびを引き起こします。
4. ホルモンバランスの崩れ
男性ホルモンは皮脂の分泌を高めるため、過剰な男性ホルモンはにきび悪化の原因になります。
また、女性ホルモンのバランスがくずれるとにきび悪化の原因となります。生理前ににきびが悪化するのはこのためです。
更に、ストレスが溜まったときに分泌されるストレスホルモン=ステロイドホルモンもにきび悪化の原因になります。