にきびの芯出しの方法と注意

 にきびの芯は白にきびや黒にきびの段階で認識することができます。そしてにきびの芯にアクネ菌が増殖すると炎症をおこし、赤にきびへと移行してしまいます。

 白にきびや黒にきびの段階ではまだアクネ菌が繁殖していませんので、考え方によってはにきびの芯を取ったほうがそれ以上にきびが悪化するのをふせぐことができるのです。にきびの芯を出すときにいくつかの注意点があり、それを守ればにきびの芯は取っても大丈夫、と言えるでしょう。


        にきびの芯出しの方法と注意
にきびの芯出しは、皮膚科や形成外科などでやってもらうのが安全で確実です。皮膚科では面胞圧子という、にきびの芯をだす器具を使ってにきびの芯を押し出すようにします。

 レーザーをにきびにあてて小さい穴をあけ、その穴からにきびの芯をだす方法もあります。レーザーで患部が殺菌されるので、その後はにきびができにくい利点があります。

 病院で行うのに比べ、自分でにきびの芯出しを行うのは炎症をおこすなどの危険性が高く、本来はあまりおすすめできません。

 しかし病院へ行くのが面倒で自分でやりたい人もいるでしょう。にきびの芯を自分で出すときに注意しなければならないことは、清潔を保ちながら行うことです。にきびの芯を出したあとは毛穴が開いた状態になります。

 開いた毛穴からは雑菌が入りやすいので、芯出しをするときは汚れた手や爪でやらないようにします。にきびの芯出しを行ったあとは、患部の消毒・殺菌を忘れずに行うことも大切です。