背中にきびとは

           背中にきびとは

 背中は汗をかいたりするので、背中に皮脂の分泌が多い場所です。顔やあごにできるにきびと殆ど変わりません。背中にきびも、他のにきびと同様、焦らずゆっくり治療していくことが大切です。万一、背中にきびが酷くなってしまうようであれば専門医に相談すると良いでしょう。



          背中にきびの原因

 背中にきびの原因は、背中に皮脂の分泌が多いことにより、毛穴が詰まることです。また、ホルモンバランスの乱れによっても背中にきびはでき、どんどん増えていってしまいます。背中にきびの炎症を引き起こす原因は、2つあります。

 1つ目は背中を清潔に保っていないことです。 2つ目はシャンプーや石鹸など、をきちんと洗い落とさないまま背中の毛穴に汚れや残してしまったシャンプーなどが入ってしまうことです。この2つが背中にきびの主な原因になってしまいます。また、刺激の多い石鹸やボディーシャンプーも背中にきびの原因と言われています。



          背中にきびの予防

 背中にきびも、他のにきび(白、黒、赤)と同じように、常に洗顔をするように、背中も清潔にしていなければいけません。しっかりと汚れを落し、拭き忘れのないようにすることが必要です。汗をかいたときも同じと言えるでしょう。夏の季節は汗を頻繁にかきますよね。汗をかいてもそのままにせず、すぐに着替えたり濡れたタオルで汗を拭き取ったりすると良いでしょう。

 背中にきびも、食生活や生活習慣から出来たり増えたりします。睡眠不足や栄養不足はにきびに悪影響を及ぼしてしまいます。そうなる前にしっかりとビタミン補給、野菜などしっかり食べて便秘をしないように心掛けることが必要です。ストレスによって、お肌全体を乱してしまい、そこからにきびを発症させたり悪化させてしまったりしてしまうので、ストレスを感じたなって思った場合は自分にあったストレス解消方法を見つけ、リラックスしながらにきび治療に励むこともとても大切ですね。



          背中にきびの治療法

 背中にきびの治療法は、背中を清潔にすることでしょう。シャンプーや石鹸、背中の汚れをしっかり落としましょう。この際に、洗う順番を考えてみてはいかがでしょうか。

 体から洗ってしまうと、せっかく綺麗に背中の汚れを落とした状態なのに、次にシャンプーやリンスで頭皮の汚れや髪の毛の汚れを洗い流してしまうとどうなりますか?綺麗に洗ったはずの背中がシャンプーやリンス、頭皮の汚れなどによって、背中をまた汚してしまいます。もちろんシャンプーなども背中に残ってしまいますので、せっかく背中を綺麗にしたのに意味がありませんよね。ニ度手間になってしまいます。

 最初に髪の毛を洗い、次に体や背中を洗ってみてはいかかでしょうか。そして最後に洗顔をすれば綺麗に汚れを落とす事ができます。汗をかいたら、直ぐに着替えをしたり、濡れたタオルで背中に刺激を与えないよう優しく拭きましょう。

 食生活や生活習慣の見直しも必要です。きちんとバランスの摂れた栄養不足にならない食事や、十分睡眠をとり便秘をしないこと、ストレスを溜めない事がお肌の乱れを少なくしますので、背中にきびの治療にも繋がります。背中にきびも手で触ったり、潰して刺激を与えないよう注意しましょう。