ピーナッツはにきびの原因になり得る

 にきびができやすい食べ物としてよく挙げられてしまうのが、手軽に食べられるピーナッツです。

 なぜピーナッツまでが悪者扱いされているのかというと、脂質が高いからです。確かに脂質が高い面では、ピーナッツはチョコレートと共通するので、にきびができやすい食べ物と言えるかもしれません。

 チョコレートはにきびとは関係がないですが、実はピーナッツについては専門家でも意見が分かれています。どちらかというと「にきびができやすい」とする意見のほうが多いです。

 一般的には植物性脂肪は動物性脂肪よりもにきびができにくいのですが、不飽和脂肪酸が多いものに熱を加えると、にきびになりやすくなる過酸化脂質が発生してしまいます。ピーナッツにはこの不飽和脂肪酸が大量に含まれています。

 さらにピーナッツは生で食べるよりも、熱を加えて乾燥させて食べることから、にきびとの関係は大きいと考えられています。