大人にきびの治療:ターンオーバーを促進

皮膚は表面から順に「表皮、真皮、皮下組織」3つの層からできています。

表皮の一番上の部分は、角質層と呼ばれる層で一番深い部分は、基底層と呼ばれています。

肌細胞は、つねに新しく生まれ変わっています。

新しい肌は基底層で生まれ、角質層で垢として剥がれるまで約4週間周期を保っています。これをターンオーバーといいます。

大人にきびは、加齢によるターンオーバーの変化が原因の一つにあげられます。

加齢によって肌のターンオーバーが衰えてしまいます。40歳を過ぎると約4週間周期が6週間もかかってしまうのです。

そして、毛穴に残ってしまった古い角質が剥がれ落ちずに皮脂と混ざり合って毛穴が詰まります。

アクネ菌などの影響で炎症が起こるのが原因の一つとされているのです。

また、残った古い角質と、油脂性の化粧品の洗い流し残しなどが毛穴にたまり混じり合って細菌が炎症を起こします。

それが原因で、大人にきびになってしまうことも多いです。


加齢によるターンオーバー(新陳代謝)を促進させる方法

睡眠時間を見直す
ターンオーバーが活発に行われる時間帯は午後10時~午前2時。

一日のうちでこの4時間が、最もターンオーバーが活発になる肌のゴールデンタイムといわれています。

なるべくこの時間に睡眠をとるために遅くても12時までには寝るように心掛けましょう。

肌に良いビタミンを

肌が生まれ変わるのを助けるためには、ビタミンA・CとビタミンB2・B6の摂取が効果的とされています。

肌の新陳代謝を高め、皮膚細胞を活性化させる重要なビタミンなんです。

ビタミンAは、レバー、緑黄野菜など ビタミンCは、果物、野菜などに多く含まれます。

ビタミンB2は、 レバー、うなぎ、納豆、玉子など ビタミンB6は、 レバー、まぐろ、かつおなどに多く含まれます。



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